ストーマを作ってくれた先生
翌週金曜日、ストーマを作ってくれた先生の初めての外来の診察です。
消化器外科のK先生とお呼びします。
若いかな、30代?40代?
婦人科のA先生が「僕と違ってイケメンですよ」と言っていた通り、マスク越しにキリッとした目鼻立ちがわかります。
K先生より、ストーマ閉鎖に向けてこれからやることの説明がありました。
まず、注腸検査とCTをし、その後大腸内視鏡検査をするとのことで、聞くだけで憂鬱になりました。
大腸カメラか、やだな…と思っていたら、K先生から、聞いてないよー😨と言いたくなる話がありました。
K先生、「えー、最初に最悪の場合の説明しますね。腸の穴を塞ぐと、いじったところはどうしても狭くなります。食べ物が通らない狭さになっていたら、その部分を切ってつなぎます。狭くなっていないかを注腸検査で調べるということになります。」
…先生、さらっとおっしゃいますが、「切ってつなぐ」って手術ですよね?そしてそれをした場合、もちろんストーマ閉鎖は先送りで、また閉鎖の手術ですよね?
私は、もうストーマは閉鎖するだけと思っていたので、この説明はショックでした。
子宮を取るだけのつもりだったのに目覚めたら人工肛門になった経験が、私をネガティブにしていました。
もしかして、腸を切るかもしれない?娘の受験もあるのに、また入院やら何やらで負担をかけてしまう?…決まったわけではないのに落ち込みました。
どうしよう…と思い、でも口に出したら現実になりそうで、誰にも言わないようにしました。