子宮全摘→人工肛門→閉じました🎉

婦人科の病気は甘くみてはいけないですね😅備忘録です。

ストーマ閉鎖⑦〜傷の回復

ストーマを落として塞いだ箇所は穴状なわけですが、抜糸も済み、肉ができてきていました。

背中からの痛み止めは術後3日目には終わり、やはり痛み止めが切れるとズキズキという痛みが辛かったですが、日にちぐすりで治っていきました。

ガーゼには滲出液がしみていましたが、抜糸した次の日には、あと2、3日で退院できますと、先生に言われました。

まだ主食はおかゆだったし、お腹が緩い割には排便が少なかったり、お腹が張る時間が増え苦しかったり、不安なことはありましたが、消化器外科の回診は、複数の先生方が来るのでゆっくり質問はできません。

心配ごとはもっぱら担当の看護師さんに話していました。

退院の日を決め、その日に向けて廊下を歩いたり、階段昇降をしたりして、腸よ動け〜!と腸に意識を向けていました。健康になって帰るぞー❗️f:id:mamenecoyo:20210928223224j:image

消化器の術後の患者には、三食の他に10:00と20:00におやつが出ます。甘いものの他に、こんなにゅうめんなどが出て、楽しみでした♪

ストーマ閉鎖⑥〜抜糸

術後6日目くらいだったかと思いますが、いつものように消化器外科の回診があり、ガーゼを剥がして傷を見たK先生が、「あ、もういいですね」と言って仕切りカーテンの外に出たので、回診が終わったのかと思ったら、すぐにまた入ってきて、ススっと私の右側に移りました。手にハサミを持っていたので、「えっ?抜糸?一言もなく?」と焦ってしまいました。黒っぽい針金みたいな糸でジグザグと縫われていて、抜糸は怖いなあと思っていたのです😱

「あのー💦心の準備ができていませんが」と言ってみましたが、もちろん聞いてくれるはずもなく、と言うより無視され、抜糸されました。

結論を言うと、ほとんど痛くなかったので、さすがK先生だと思ったわけなのですが、やっぱりK先生はマイペースというかおもしろい先生だなあ、と思ったのでした。

担当の看護師さんがバイタル測定で回って来た時、この話をしたら、笑って「K先生らし〜😂でも、ごめんなさいね」とのことでした。

ストーマ閉鎖⑤〜閉鎖後の排泄

ストーマが無くなったので、排泄はお尻からとなります。重湯が始まり、催すようになりました。

お腹を下した時の痛みです。キューッときてから、トイレに駆け込みます。漏らすことはありませんでしたが、間に合うか?!と思うことはありました。

2ヶ月以上何も通らなかった部分に急に食べ物が送られてきて、腸がびっくりしたのですね。

10日入院しましたが、頻繁にトイレに駆け込んでいたのは7日間くらいかと思います。退院間近には、かなり回数は減っていました。

逆にお腹が張る時間もありました。

なので、仕事に復帰しても、いつもトイレを気にするということはなさそうかな、と思いました。

※腸を切除した方とは、状態が違っているかと思います。あくまでも私個人の状態について記しています。

ストーマ閉鎖④〜閉鎖後の傷

手術翌日のガーゼ交換の時、勇気を出して、傷を見てみました。

 

…はっきり言うと「穴」ですね。

 

穴の口を絞るように黒っぽい針金みたいなもので縫われています。穴からは太いストローのようなものが2本出ています…

K先生の話では、穴はわざときちんと塞がず、汚い膿が出やすいようにするとのことでした。ストローで廃液を外に出しやすくするみたいです。

背中からの痛み止めが入っていたので、あまり痛みはありませんが、全身麻酔後の影響なのか咳が出て、咳き込む時にお腹に力が入り、イタタ…とはなりました。

 

 

ストーマ閉鎖③〜手術が終わった

目が覚めると、病室でした。

口には酸素マスクも、もちろん人工呼吸器もついていません。

よかった…😭

 

不思議です。手を動かしてくださいとか声をかけられて目が覚めていることが確認できたからここにいるはずなのに、全く記憶にありません。思い出せないことにモヤモヤしていましたが、無事部屋に戻れたのだしよかった、と思うことにしました。

今回は、お腹の管もお尻の管も足のシューシューポンプもなく、尿の管と点滴、あとは前回なかった背中からの痛み止めの管だけでしたので、身軽でした。

ストーマはいなくなり、その跡地はどうなっているのか、ガーゼで覆ってあり見えません。

 

夕方、消化器外科のK先生が来ました。

淡々とガーゼが取り替えられ、どうですか?と聞かれ、痛み止めがきいていて痛くないです、と答え、回診は終わりました。

み、短い…

 

ストーマ閉鎖②〜手術室にて

朝9:00からの手術です。

前回と同じように、看護師さんと一緒に歩いて手術室にむかいました。

気持ちは落ち着いていましたが、「今度は予定外のことが起こりませんように!」と祈りながら。

台に横になった時、「マメ猫さん!覚えてますか?〇〇です」と元気に声をかけてくれたのが、前回もお世話になった手術室担当の看護師さん❗️

覚えていますよー♪と嬉しくなりました。

また、麻酔科の男性医師が、とても私をリラックスさせてくれました。「うんうん、麻酔ね、嫌だよね」と軽く話しかけてくれるので、私も前回の人工呼吸器つけっぱなしの辛さを言ってしまいました。先生、「僕も何回か手術受けてるから、マメ猫さんの辛さはわかるつもりです。今ね、マメ猫さんのデータ見てるけど、大丈夫だと思うよ。呼吸見てちゃんと外すようにしますからね!」

私は深い安心感を感じて、お礼を言いました。

点滴を取られ、点滴も前回より全然痛くない!と安心し、ガスのマスクをつけられました。

麻酔の先生が、頭がぐるぐるしてきたら言ってねーと言い、ぐるぐるしてきたので「あー、してきました」と言ったら、先生が「OKです!」と言って、そこから記憶がなくなりました。

ストーマ閉鎖①〜入院初日

コロナPCR検査をクリアして、いよいよストーマ閉鎖のための入院です。

前回の入院は、あれもこれもと荷物が多くなってしまいましたが、2度目は余計なものは入れずに身軽に入院しました。

子ども達には、お弁当のおかずの宅配を手配しました。少しでも家事の負担が減るように…。

案内されたのは、最上階の窓際のベッドでした。眺めがいいです。今度はICUの予定はないとのことで、あの苦しい人工呼吸器はないと思いたいです。

ストーマのためか下剤も浣腸もなく、今回は歯科受診もなく、時間にゆとりがありました。

スマホをみたり、オリンピック中継を見たり、のんびり過ごしました。

コロナ禍でしたが、このような手術を予定通りできることに感謝です✨