子宮全摘→人工肛門→閉じました🎉

婦人科の病気は甘くみてはいけないですね😅備忘録です。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ストーマ閉鎖⑧〜隣のベッドの患者さん

前回の婦人科の入院と、この10日間の入院は全て4人部屋で過ごしました。 一緒の部屋の方は、ほぼ全員高齢の方でした。しっかりと看護師さんとお話ししている方もいれば、夜中に「寮母さーん、助けてー」と5分おきに叫ぶ方もいたりしました。(眠れないので回…

ストーマ閉鎖⑦〜傷の回復

ストーマを落として塞いだ箇所は穴状なわけですが、抜糸も済み、肉ができてきていました。 背中からの痛み止めは術後3日目には終わり、やはり痛み止めが切れるとズキズキという痛みが辛かったですが、日にちぐすりで治っていきました。 ガーゼには滲出液がし…

ストーマ閉鎖⑥〜抜糸

術後6日目くらいだったかと思いますが、いつものように消化器外科の回診があり、ガーゼを剥がして傷を見たK先生が、「あ、もういいですね」と言って仕切りカーテンの外に出たので、回診が終わったのかと思ったら、すぐにまた入ってきて、ススっと私の右側に…

ストーマ閉鎖⑤〜閉鎖後の排泄

ストーマが無くなったので、排泄はお尻からとなります。重湯が始まり、催すようになりました。 お腹を下した時の痛みです。キューッときてから、トイレに駆け込みます。漏らすことはありませんでしたが、間に合うか?!と思うことはありました。 2ヶ月以上何…

ストーマ閉鎖④〜閉鎖後の傷

手術翌日のガーゼ交換の時、勇気を出して、傷を見てみました。 …はっきり言うと「穴」ですね。 穴の口を絞るように黒っぽい針金みたいなもので縫われています。穴からは太いストローのようなものが2本出ています… K先生の話では、穴はわざときちんと塞がず、…

ストーマ閉鎖③〜手術が終わった

目が覚めると、病室でした。 口には酸素マスクも、もちろん人工呼吸器もついていません。 よかった… 不思議です。手を動かしてくださいとか声をかけられて目が覚めていることが確認できたからここにいるはずなのに、全く記憶にありません。思い出せないこと…

ストーマ閉鎖②〜手術室にて

朝9:00からの手術です。 前回と同じように、看護師さんと一緒に歩いて手術室にむかいました。 気持ちは落ち着いていましたが、「今度は予定外のことが起こりませんように!」と祈りながら。 台に横になった時、「マメ猫さん!覚えてますか?〇〇です」と元気…

ストーマ閉鎖①〜入院初日

コロナPCR検査をクリアして、いよいよストーマ閉鎖のための入院です。 前回の入院は、あれもこれもと荷物が多くなってしまいましたが、2度目は余計なものは入れずに身軽に入院しました。 子ども達には、お弁当のおかずの宅配を手配しました。少しでも家事の…

ストーマにお別れを言う

明日から入院という前日の夜、 最後のパウチ交換をしました。 パウチを剥がしました。 いつもと変わらないストーマを見ました。 ゆるゆる動いています。 私を腹膜炎や敗血症の危険から救ってくれたストーマ。 たくさん動いて、せっせと不要なものを出してく…

消化器外科のK先生

消化器外科のK先生、キリッとしたルックスなのですが、テンポが独特です。 入院中の回診時、いつも消化器外科の先生は4、5人で来て、特に「私が担当です」の挨拶もなく、どの先生が私の手術をしてくれたのかわかりませんでした。 退院後の外来診察はK先生と…

ストーマ閉鎖の術前説明

ストーマ閉鎖の手術に向けて、先生の術前説明があります。 婦人科の手術が予定外のことがあったので、一応夫にも話を聞いてもらおうと思い、外来診察室で、夫と術前説明を受けました。 夫が結構いきなり、「先生、手術ってのはこわいですね。前回はこっちは…

大腸カメラ

正式名は「消化管内視鏡下部検査」です。 昨日の夕食は残渣が残らないように消化の良いものを軽く食べ、朝からは絶食で15:00からの検査です。 やはり、カメラはストーマからではなくお尻から入りました。 鎮痛剤は使いませんでした。 腸の最後までカメラを送…

注腸検査

とにかく「どうか腸が狭くなっていませんように」と祈りながら、注腸検査の日を迎えました。職場の保健師さんが、ストーマから(薬を)入れるかもしれないね、と言ったので、パウチの替えを持っていきましたが、普通に本物の肛門から入れられました お尻から…

ストーマを作ってくれた先生

翌週金曜日、ストーマを作ってくれた先生の初めての外来の診察です。 消化器外科のK先生とお呼びします。 若いかな、30代?40代? 婦人科のA先生が「僕と違ってイケメンですよ」と言っていた通り、マスク越しにキリッとした目鼻立ちがわかります。 K先生より…

受診が忙しい

消化器外科は執刀医の診察が水曜日、ストーマ外来は金曜日ということで、水・金で予約を取っていきます。 職場の理解があり、ストーマ閉鎖まではお客様の担当数も抑えてもらっていたので、休みは取りやすかったですが、多忙な方は調整が大変だと思います。 …

術後の検診

退院後はじめての受診。 婦人科、ストーマ外来、消化器外科の順です。 子宮全摘のあとの状態は順調に回復しているとのこと。 婦人科のA先生は、ストーマもみせて欲しいとのことで、ストーマ外来にもいらっしゃいました。「自戒を込めて…、写真を撮らせてくだ…

仕事を始める

退院して5日目に、初出勤しました。 前に勤めていたところなので、懐かしい方々がいて、嬉しかったです。 身体は…やはり、右のお腹に袋がぶら下がっているのが気になります。 私は、同じ部署の人達にはストーマを作ったことを伝えました。福祉の職場で医療職…

70日間の出費

私は期間限定のオストメイトです。 腸の穴が塞がれば、ストーマを閉鎖します。 病気のためストーマを作り、閉じる予定のない永久ストーマの方は、障害者手帳を取ることで、助成が受けられます。 私は一時的ストーマということで、対象ではありません。ただ、…

家でパウチを交換する

病院で、食後3〜4時間後はストーマが活発になる、つまり出てくる、という説明があったので、退院後の1回目は寝る直前、夜12:00頃にやってみました。 剥がしたあと、痒みどめの軟膏を塗り、10分おいて軟膏を落とし、パウチをつける…という手順ですが、無精を…

オストメイトになってから初外出

右のお腹に常にパウチがぶら下がっており、具合によっては、ぱんぱんに膨れたり、なんだが臭いがする気がしたり… きちんとパウチが密着していれば臭いは漏れることはありません。 病院からつけてきたものが透明タイプだったので、ビジュアル的に臭いを感じて…

子どもたちへの説明

退院して自宅に着きましたが、子どもたちは、学校とアルバイトでいませんでした。 部屋は、思ったよりもずっと綺麗でした。 入院前に、キッチンやお風呂など水周りの汚れを溜めないように、始末の仕方を伝えておいたのですが、しっかりできていました。 頑張…

退院当日

退院の日が来て、朝、荷物をまとめました。 5月なのに、暑くなると天気予報が言っています。 病室に訪れる看護師さんやお掃除の方にお礼を伝えました。 13日間入院すると看護師さん達と顔なじみになり、退院するのが寂しくなります。私は数ヶ月後にはストー…

退院が近づく

予定外のストーマ造設で、6日間の予定の入院が12日目になっていました。 入社の日が近づいているので、早く退院して、体を慣らさなくては、と思いました。 そして何より、子ども達が待っています。 小さい子達ではないですが、家事をやりながら勉強するのも…

パウチ決まる

自分に合うパウチを探すために、1日おきに貼り替えます。 私は次の職場の出勤日が迫っていたため、早くパウチを決め、退院をしようと思いました。 4種類くらい試して、決まりました。 面板のまわりに不織布の部分があり、ちょっと痒くても、不織布の部分は上…

ほめ殺し

ストーマ認定看護師のSさんには、私の勤務の話でも時間を取ってもらいました。大変信頼できる方です。 今回漏れた時も、病室に来て、パウチのことを考えてくれました。 私のおへその窪みと右の腰の骨が、絶妙にパウチの面板に当たり、骨にあたって面板が浮く…

事故

自分でパウチを取り替えた日の夜が明ける時間、ふと右のわき腹部分が濡れている気がしました。 あっ、まさか…と思い、見てみたところ、寝巻きの上下、シーツが黄緑のもので濡れていました… ああー、やってしまいました 漏れていました。 夜勤帯なので、パウ…

ストーマパウチ交換

尿の管が取れ、トイレに行けるようになり、トイレでパウチの中身を捨てていましたが、今度はいよいよ自分でパウチを交換してみましょうということになりました。 ベッドに座り、看護師さんを待ちます。 病棟看護師さんの他に、ストーマ認定看護師のSさんも来…

人工肛門(ストーマ)と初対面

術後2日目、初めてパウチを交換することになりました。 ベッドに横になったまま、看護師さんが交換してくれます。 パウチが外され、ストーマが現れました。 右のお腹を見てみました。 ぷっくりと赤いものが出ています。 おお〜、赤いなあ、梅干しみたい、が…

人工呼吸器

ICUで目が覚めたあとに人工呼吸器がついたままだったということが、私にとってトラウマになっていました。ふっと思い出すと、あの時の苦しさが蘇り、動悸がして汗が出ました。 病室への回診は、婦人科の先生の他に、消化器外科の先生、あと麻酔科の先生も一…

フラッシュバック?

消灯後の暗闇の中で、フットポンプのシューシューという音が規則正しく聞こえ、耳に障りました。 目をつむると、昨日の夜の苦しさが蘇り、慌てて目を開けました。人工呼吸器に繋がれ、声を出せず、手首はベッドに繋がれ、痰がからみ息ができない… 胸がドキド…