ストーマ閉鎖⑨〜声をかけてみる
隣のベッドの方と看護師さんとの会話がカーテン越しに聞こえます。
私が気になったのは、お隣さんが、早くパウチを決めて注文しなきゃと思っていることです。きっとまだストーマサイズも定まらないし、いくつかパウチを試してから購入するのではないかと思ったので、お隣さんが来て2日後に、カーテン越しに思い切って声をかけてみました。
「私もストーマをつけてました。パウチは、まだ頼まなくて大丈夫ですよ」
お話しすると同い年の方でした😊
Tさんとお呼びします。
Tさんは、病気でストーマを造り、閉鎖の予定ということでした。
もちろん初めてのストーマ造設とのことで、お互い情報交換して、話が弾みました。
私の、「目が覚めたらストーマが作られていて人工呼吸器がついたままだった」という体験を話したら「恐ろしい体験ですね😱」と言われました。
でも、Tさんは病気が原因のストーマ。
私はアクシデントのようなもの。
私は傷が治ればひとまず終わりですが、Tさんは病気が治るまでは心配が続くのですよね…
私の体験は大したことではないと思ったのでした。