先生に伝えたこと②
タラレバになってしまうのですが、どこかの時点で、子宮内膜症の治療をしていれば、この結果にはならなったのではないか?という気持ちがありました。
2014年に、レディスクリニックで、「子宮内膜症」と言われたのです。
そして、今回、内臓の癒着の原因が子宮内膜症。
子宮内膜症をきちんと治療していたら、こんなことにはならなかったのではないか。
痛み止めだけ飲み続け、痛くなければいいや、と過ごしてきたことが間違いではなかったか。
今回の子宮全摘術において、レディスクリニックの先生からは、子宮筋腫の大きさの話はあったけれど、子宮内膜症が危ないという話はなかった。そして、この病院での診察時にも、子宮内膜症の話はありませんでした。
私はA先生に、レディスクリニックの先生からの紹介状に「子宮内膜症」の病名があったか聞きました。
A先生は「ないです」と。
レディスクリニックの先生は、初診時に子宮内膜症と言いました。それから7年間通い時々は内診も受けていた患者に、その7年間で特に内膜症については治療の話もせず、ただ痛み止めだけ出し続けることは、医師として足りているのか?という気持ちが湧いてきました。
内膜症の治療をするべきだったのか?とA先生に聞きました。A先生は「子宮内膜症はとても難しいのです。場所も症状も個人で全然違い、こうするのがよかったとか断定はできない。マメ猫さんも、あの時内膜症を治さなかったからいけなかったと思わないで欲しい」と言いました。
信頼しているA先生ですが、この点では私の気持ちを汲んでいないと感じました。
私は自分を責めているのではなく、レディスクリニックの7年間に不信を感じているのです。
でも、患者ももっと勉強するべきなのかもしれません。先生に任せるだけではなく、ネットからなり、自分で情報を得て、自分の身体を守らなくてはならないのかもしれません。
過ぎた時間は戻らず、私の子宮と腸は癒着し、手術により腸には穴が空きました。
でも、この病院の先生方は最善を尽くしてくださいました。
右のお腹のストーマは予想していなかったものだけれども、A先生をはじめ腹腔鏡の先生、ストーマを作ってくれた外科の先生、麻酔管理の先生、そのほか手術に関わってくださった全ての方々に感謝をしています。
ありがとうございました。
お礼を伝えて、面談は終わりました。
※あくまでも私の経験です。そして私見です。