職場に人工肛門を伝える
管理者さんは、以前勤めていた時からいた男性の職員さんです。
婦人科系の手術を終わらせてから入社しますと伝えてあったので、退院の報告の電話だと思っているだろうな、と思いました。
挨拶のあと伝えました。
「婦人科の手術は上手くいったのですが、手術中にトラブルがありまして、実は人工肛門をつけました。入院が予定より長引いてしまいますので、初出勤日のご相談をしたいのですが…」
管理者さんの返答は…
「え、そうなんですか。大変でしたね。それで(ストーマは)ずっと?少しだけですか?」
「あ、はい。2ヶ月くらいで閉じることはできるそうです。なので、その際にはお休みをいただかなくてはならないのです。本当にご迷惑をかけます、申し訳ありません‼︎」と一気に伝えました。
「わかりました。ずっとじゃないならよかったですね。無理のないようにしてください。もし、初出勤日を遅らせるなら連絡ください。」
私は、管理者さんが「少しだけですか」と聞いてきた時、一時的ストーマか永久ストーマかを確認できるくらい知識があるんだ、と思って、心からほっとしました。
拍子抜けするくらい、あっさりと電話が終わりそうになり、私は「もし、就労可能という診断書が必要なら、先生は書いてくださいますが、お願いした方がいいですか」と慌てて聞きました。
「いや、大丈夫でしょう。本部には私から伝えておきますから、まあその時に言われたら用意してもらうかもしれませんが。いらないと思いますよ」
電話を切った後、嬉しくて嬉しくて、胸の前でガッツポーズをしてしまいました💖
ああ、よかった!よかったあ!
その日の回診で、A先生が回って来た時、早速伝えました。先生も「ああ、よかったです!」と笑顔でした。
嬉しい✨
ぴょんぴょんと飛びはねたい気持ちです😆